アイドルマスターシンデレラガールズと私

デレマスは残念なことに放送当時は視聴しておらず、アイドルアニメ自体も興味があまりありませんでした。

推しが少年ハリウッドというアニメをめちゃくちゃ推していたなぁ、というきっかけからアイドルアニメを見始めました。(少ハリはちょっと玄人向けアイドルアニメだと思う笑)

卒業して北海道から上京してきたはいいものの、アイドルになれる気配なんて一向になく(オーディションに全く引っかからず、半分諦めかけて)、ただ生活するのに精いっぱいの時にデレマスに出会いました。

等身大の様々な女の子たちが夢を追いかけて悩んだり壁に当たったりしながら頑張っている様子がリアルで、すごく元気をもらったし、それを乗り越えて輝くアイドル達にやっぱり憧れました。

デレマスを観て、またアイドルオーディションを受けるきっかけになったし、私を後押ししてくれた素敵な作品です。

そんなデレマスを最近また見返していました。きっかけはおそらく、アイドルソロクイーンコンテストの第一回予選で最下位だったことなんだと思います。

少なくとも、私だけ前世があったし、歌も一応歌えているほうだと思っていたので、予選で落ちるとは思っていなかったうえに、最下位なことがショックでした。

頑張る力が欲しかった、なにか励みになるものが欲しかった。

だから、デレマスを観ようと思ったんだと思う。

軽いネタバレ有

卯月ちゃんは笑顔が取り柄の女の子。

卯月ちゃんは凛ちゃんと未央ちゃんとユニットを組んでデビューします。

二人は歌や演技という武器を身に着け、どんどん先へ進んでキラキラしていくのに、卯月ちゃんは取り残されたようになってしまい、努力した先に「なにも無かったらどうしよう」と泣き出すのです。「笑顔なんて誰でもできるもん」と。

私も、武器だと思っていた歌を否定された気分になっていました。

りりちゃんは可愛いし、しきちゃんは愛されキャラ、いちかちゃんはかっこよくて、マシロちゃんはダンスが上手。

私は歌が歌える、そう思っていたのに、コンテストで惨敗して、なんにもないかもしれないと思ってしまいました。

でも、まだ信じたい、きっとなにかがあるって私も信じたいから、アイドルソロクイーンコンテストも頑張るし、ライブも、苦手な配信だって頑張りたい。

どうか見ていてね。